ユメ "やかまし村の子どもたち" 2025年12月2日

ユメ
ユメ
@yumeticmode
2025年12月2日
やかまし村の子どもたち
やかまし村の子どもたち
アストリッド・リンドグレーン,
大塚勇三
子どもの頃に何度となく読んでいた、大好きな作家の大好きなシリーズ。久々に読み返してみて、当時の私のやかまし村での暮らしぶりへの憧れが新鮮によみがえってきた。 7歳のリーサの視点から語られる、スウェーデンの自然豊かな村での四季折々のイベントは、春夏秋冬いつでも楽しさに満ちていて、今読んでいても羨ましくなるほどだ。 ベッドの上で朝食をとる誕生日、隣の屋敷の女の子たちと交わす手紙、野イチゴが採れる秘密の場所、岩の裂け目に作る遊び小屋、吹雪の中を学校から帰ってきて食べる熱々の肉のスープと団子、クリスマス目前に庭に立てた雪灯籠の美しく灯るロウソクの火——生命力に溢れた子どもの目に映る日常は、どんな日も瑞々しく輝いている。童心に返ってリーサたちと共に遊んでいるような、心から楽しい読書のひとときをすごすことができた。 クリスマス前に新しい本をもらった子どもたちの、「あたらしい本というのは、とてもいいにおいですから、そのにおいをかいだだけでも、これを読んだらどんなにおもしろいだろう、という気がするのです」という描写が、本好きとしてすごく共感できて好きだ。
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