
橘海月
@amaretto319
2024年11月15日
本と鍵の季節
米澤穂信
読み終わった
#ミステリ
図書委員の堀川と松倉を巡る六つの物語。
あくまで本を通じてしか会話も交流もない二人の、友情とまでもいかないようなそれ以上のような、歪な関係性がいい。
何気ない一言から謎が生まれる「ロックオンロッカー」は、有名な『九マイルは遠すぎる』を彷彿とさせ、美容室を舞台とした会話劇としてもよかった。
「昔話を聞かせておくれよ」「友よ知るなかれ」は、継続した話が独立しているのが味わい深く、問題編と謎解き編となっている。後編を読むとガラッと印象が変わる。