本と鍵の季節

63件の記録
- いぬを@_____on7222025年8月23日読み終わった短編ミステリー小説。 主人公の堀川と同じ図書委員の松倉との謎解きミステリー。 二人のかけ合い、特にセリフがとても面白いと思いました。 短編集ですが、最後の「友よ知るなかれ」では、今までの伏線を見事に回収していて素晴らしいです👍
- 白湯@umorinosayu2025年8月22日読み終わった面白かった。 どの話もすこしビターな終わり方だったが、読後の爽やかさが印象的。 4つ目の「ない本」が特に好き。 僕と松倉のバディの関係性とその変化もよかったなぁ。
- ほのめ@udonco2025年8月16日読み終わった迂闊にも栞と嘘の季節を買った後でシリーズものということに気付き、慌ててこちらも購入。 ちょっと斜に構えた奴と何だかんだお人好しの奴が、互いに違う人間であることを理解しつつ友達として認め合う青春物ミステリ短編集みたいな感じ。 ミステリと言っても校内町内でバタバタ人が死んでいく訳ではなく、同作者の氷菓や小市民シリーズでもお馴染みの、いわゆる日常ミステリだった。 毎度のことながら、米澤さんのミステリは丁寧な伏線回収が気持ち良いなと思う。
- かつのいぬお@Wendy08132025年8月14日読み終わった『本と鍵の季節』読了。 さすが米澤穂信、と言わざるを得ない。 短編ミステリー集でもあり、主人公と松倉の淡い友情、そしてタイトルの回収まで全てが好みで素晴らしかったです。
- スー@スロウハイツ103@suexxsf2025年8月12日読み終わっためちゃくちゃ久しぶりに、米澤穂信作品を借りてきました。 高校生の図書委員男子2人の物語ということで、やわらかい雰囲気をイメージしてたら、初っ端からヘビーでびっくりしたよ笑 2人の関係性が、いい感じに付かず離れずでよかった☺️
- 牛脂キャンディちゃん@cham04102025年7月17日読み終わった氷菓シリーズが大好きで、小市民シリーズがしっくりこない私。こちらお気に入り棚へ並べます。 1話1話、高校生活の爽やかさ、懐かしさを感じるのに読み口が鋭い感じ。ありです!
- もも@chocomo_032025年7月14日読み終わった読み直した続編を読んだので前作を読み直し。 互いを友と言いつつも近づき過ぎない図書委員2人の距離感が好き。栞と嘘の季節を読んだから、より松倉にとってのお守りが重く感じた。
- シロップ@sirop2025年7月12日買った読み終わった好きなタイプのコンビものミステリ(人は死なない)だった。言葉を選ばずに言うならば、ハードボイルドブロマンスでは?? 続きがあるらしいんだけど、この状態で続くんだ……すご……それこそブロマンスでは……?そのうち読みます(たのしみ)
- tomo015123@asayou2025年7月6日読み終わった相変わらずビターな・・・。他の作品と同じく主人公達は大人びていて知識深く洞察力にも優れる。ただ人の悪意に対して敏感な一人と逆に人の善意を信じる一人が一緒にいるのだから、微妙なスタンスの違いや高校生ならではの行動や言葉の限界に縛られてでも時々は飛び越えて、相互にあいつはすごいやつだと思いながら、その期待通りの人物であってほしいと呪いながらでも生きていく以上は他人からの影響は受けるし互いに影響を与えるし誰かに影響を与えるしそれは自分の認識を超えたものなのかもしれないけどだからこそ守れるルールは守れるうちは守っておくという指針はかけがえのないものの様に思える。
- roiban@roiban2025年6月25日読み終わった面白かった。図書委員の高校生二人、堀川と松倉が依頼を受けたり偶然遭遇したりした謎を解いていく連作短編集。お互いが視点を補い合って他人の秘密をついつい暴き過ぎてしまう。図書館と本に関する小ネタの織り交ぜ方が絶妙。
- まろのふ@takumarovski2025年6月19日読み終わった米澤さん×高校生という組み合わせは、「氷菓」シリーズを思い浮かべて比較してしまうけど、似ているようで全く違う作品でした。主人公の堀川次郎と、同じ図書委員の松倉詩門は、それぞれクセがあって利発そう。米澤さんが書く高校生主人公の作品って感じですね。タイトルがキーとなる大きな流れはありますが、基本は6編の短編で、それぞれ「本」またはそれを取り巻くものがヒントになっていて、図書館派の私には、作品の面白さとは別の興味も深まりました。作家って熱心な読書家が多いんですかね、何気なく出てくる他作家の作品が多いのも印象的でした。
- hiroko@hiro__ys2025年5月29日読み終わったよ、よかった〜!青春感もありつつビターな後味がとても好みだった。鮮やかに伏線回収しつつ、主眼は人の心なのがよいです。ほろ苦コージーミステリがいまの気分かも。来月続編文庫化だなんて今読んだの運命だ〜!!
- ちょ@slamp_30152025年5月19日読み終わった全体的にオチがほろ苦くそれでいてまったりとした優しさがある。 最初の話もあの導入であのオチは想像できなくてびっくりした。 堀川が最後に松倉にただの図書委員でいて欲しいと願う気持ちがとても綺麗で好き
- 夏莉@xmyllc2025年5月8日読み終わった「こういう」なんて陳腐な言葉で纏めると怒られそうだけど、こういう関係性め〜っちゃ好きですとしか言えない。良い。最近読書の話題になる度にこの本の話をしている。
- 蒼空@sora2025年5月2日再読「名刺代わりの小説10選」に必ず入れるほど、自分の読書の軸と言っても過言ではない作品。 続編が出てすぐ買ったはいいものの、なかなか読む覚悟ができずにいたけど、やっと腹を決めたのでまずはこの作品から再読。
- 明らか@akiraka2025年4月29日読み始めた読み終わったかつて読んだ今度参加する予定の読書会のために再読。 小市民シリーズより尖っておらず、古典部シリーズよりは重い、ちょうど中間のような読み味がやはり良い。「金曜に彼は何をしたのか」以降の4編が甲乙つけ難いくらい好き。 どこが好きなのかな、と考えていたけど、やっぱり苦さだと思う。謎を解いてめでたしめでたしで終わらないところが好き。大義名分のない日常の謎だからこそ、他人の事情を暴く後ろめたさの自覚がちゃんとあるのが良いなと思う。
- なかがわたいし@capybook1900年1月1日読み終わった母に薦められて読んだ本。 図書委員シリーズもなかなか良かった。 だがしかし主人公たちとの性格の違いを感じる。ここまで誠実に規律を守ってるのすごい。俺には無理。