
Shk
@sss_mmm_33
2025年11月4日
同志少女よ、敵を撃て
逢坂冬馬
読み終わった
読み終わった日になんかメモってた
セラフィマが故郷を焼かれ、イリーナに拾われて狙撃兵として訓練を受け、戦場でフリッツと呼ばれるドイツ兵を撃っていく、この一連の体験を読んでいて追体験させられる。読んでいて、自分も英雄的女性狙撃兵の罪を背負っていく感覚があった。
銃を撃つという行為自体の享楽的な魅力は、自分を現実の苦しみから解き放ってくれるが、それは一瞬で、現実はいなくなってはくれない。
セラフィマやユリアンが求めた狙撃手としての境地など無く(文字通りでもあり、逆に無しかない)、自分や仲間、そして敵、人間の生と死がただあるだけ。
愛と趣味だけがそうした現実の中で、自らと、周りの人達を生かしてくれる。

