ちーさん。 "生まれた時からアルデンテ" 2025年3月4日

生まれた時からアルデンテ
食エッセイ初めて読んだけどこの方の文章がストレートに入ってきてめちゃくちゃ好みでした。 私も食べるのが好きだけど、平野さんほど「食」ということにきちんと向き合ったことなんて多分1回も無かった。 孤食と共食。 1人で食べる時間は、確かに目の前の食べものそのものに向き合っている気がする。素材の味一つ一つに真摯な感じ。 誰かと一緒に食べる時は、平野さんが言ってたように人と人との間を食が媒介している感じだから向き合っていると言う感じではなくあくまでその空間を楽しむためのひとつとして存在しているような感じ。 作られた曲や絵や物は作った本人達がやめてしまってもそのまま残り続けるけれど、飲食店は閉店してしまった時点で二度とその味に巡り会えないのだなぁと改めて思って大事にしようと思ったのです。
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