
橘海月
@amaretto319
2024年5月25日
いい子のあくび
高瀬隼子
読み終わった
『いい子のあくび』
苦しい…読めば読むほど息苦しさを感じる。いい子で生きてきた直子が、歩きスマホの男子中学生をよけずにぶつかる場面から物語は始まる。友人や恋人の前でそれっぽく振舞う直子は、本当の自分がわからない。“にぶさと優しさはすこしだけ似ている”秀逸な言葉
「お供え」
私の最近のテーマである“同僚との距離感の難しさ”にも通ずる。特に同性の同僚には。友達というには遠く、仕事だけにしては近い。話はするけど心を許しているわけではない、仲悪くはないが良くもない、なかなか面倒くさい半端さ。
「末永い幸せ」
結婚式や披露宴の形式が嫌で、友人の披露宴に不参加を表明する。普段から知らず知らずのうちに押し付けられる、こうあるべきをひしひしと感じた。空気中に漂うトゲのような。