だい
@ogada88
2025年12月30日

カフネ
阿部暁子
カフネ、愛おしい人の髪を撫でる仕草。
喪失を人々の持つ苦しみ、寂しさを家事ボランティアを通して体感していくことで再生されていく物語。序盤は弟の死に疑念を抱き解決していくミステリー系かと思いきや、食を唆る系+唐突な🏳️🌈成分。
唐突な🏳️🌈と言えば大学の頃、台湾から来た留学生の男友達が帰国直前に僕の男友達を尋ねて押し倒したことがある。男同士なのでそのままされるということはなかったけど、その話を聞いた時はお前そうだったんか!台湾人特有の人懐っこさかと思ってたわ。と衝撃を受けたことを記憶している。襲われた男も強かで、惚れた弱みにつけこんで帰国する台湾の彼が要らない高そうな物を全部貰っていた。台湾の彼はどんな気持ちでそれを渡していたのか。
とまぁ急な個人的エピソードだが、カフネもこのくらい唐突にLGBTの話をぶち込んでくる。
食を唆る系の本としてもButterの方が食欲が湧く。バター醤油掛けご飯とバター味噌ラーメンの描写には唾液が溜まる。
面白かったけど読者体験としてはイマイチ、それが正直な感想。


