空飛ぶ円盤 "怪笑小説" 2025年12月21日

怪笑小説
怪笑小説
東野圭吾
怪笑小説読了 人物観察とオチの作り方が秀逸。どう転がるのか読めない短編が多く、面白い。 幅のある作品群だが、読んでいると一貫して人間に対する嗤いのようなものが感じられる。冷笑が近いかもしれないが、断定するには笑いの対象が身近であり、人間個人よりも事象や事件を愉しんでいるように思う。 オチの作り方はなるほどミステリ畑といった具合。私は筆者に詳しくないが、この人の書く科学を交えたミステリが奥深くなることに納得はあるし、この人の描く人物には生々しさと複雑さがあるだろうと推察する。 (そして一部のキャラには好感を抱きにくい毒があるだろう) それにしても、この本一冊を読み終えるのに二週間もかけてしまった。8割今日で読んでしまったとはいえ、スピードが落ちていることは明白である。 読書の習慣と時間は意識して取り戻す必要がありそうだ。
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