zou3
@zou3
2025年12月29日
わたしを離さないで
カズオ・イシグロ,
土屋政雄
読み終わった
YouTubeのコメント欄に「静かに枯れていく花をただ見守るような物語だった。だけど花は咲いていた。」というコメントを見つけた。
物語は淡々と主人公「キャシー」の一人称視点で語られていく。
『介護人』『提供者』『ヘールシャム』いまいちピンとこない単語が並んでおり、序盤は退屈に思うこともあった。
物語が進むにつれ、主人公やその他の登場人物の心の機微を感じるようになる。
私たちが幼少期に感じていたのとそう変わらない。
まるで『自分達に課せられた運命』知ってか知らずか。
物語の中に様々なメタファーが散りばめらており、物語を読み終える頃には私の心に様々な思いが重くのしかかるようだった。
名作と呼ばれるに相応しい作品だった。




