くまごろう📚 "透明な夜の香り" 1900年1月1日

透明な夜の香り
1日で読みきった。 世界観が群青色で、とても好みだった。 重厚感というのかもしれない。 でもものすごく読みやすくて、ミステリー要素もあるから単純にめちゃくちゃ面白い。 朔が常に「私は私、あなたはあなた」っていうスタンスで、でも一花に対してはやや自分と一体であることを求めているように見受けられて、その不完全さが好きだった。 そして最後まで読んでの感想… できたての傷は絆創膏でもなんでも貼ってできる限り守ってあげた方がいいけど、ずっとそのまんまにしてたら治るものも治らないし、治ってることにも気かない。気付かないとずっと痛いような気がして、ずっと触らない。だから、エイヤって剥がすキッカケが要る。 キッカケを外から与える方法は色々あるけど、大きな傷であればあるほど衝撃が必要なのかもしれない。 そのキッカケをあげること自体がどデカい愛情だなと感じた。
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