
橘海月
@amaretto319
2024年7月14日
何様
朝井リョウ
読み終わった
毎度お馴染み、解像度が高過ぎて時には読むのが辛くなる著者の力作。
自分が本物ではない、自分だけがうまくやれていないと感じる主人公達の日常が、身につまされるようで辛い。それでも「水曜日の南階段はきれい」と表題作はかすかに希望があってよかった。
「それでは二人組を作ってください」は過去のトラウマが蘇り苦しくなる人多そう。
いやもう、本当にこれが一番読むのが辛かった。ずっと特別な友情を築けなかった主人公の、友達片思いがリアルで、ちゃっかりした相手に割り勘のお金を請求できない主人公の弱さや、プライドが邪魔してしまうのがわかり過ぎて読むのが苦しいほどだった。他の作品も特に羞恥心が沸く描写が上手すぎて、冷や汗が出るほどだった。
