
りんでん
@zkoto428
2025年12月30日
みんなが手話で話した島
ノーラ・エレン・グロース,
Nora Ellen Groce,
佐野正信
読み終わった
あの人そういえば聾者だったね、と忘れてしまうくらい聾者が身近にいるのが当たり前で、みんなが普通に手話でコミュニケーションを取っていた20世紀初頭までのヴィンランド島。この島では聾がハンディキャップではなかった。
聾をもたらす遺伝的性質を持った一群がコミュニティを保って入植したこと、ある程度洗練された手話体系が既にそこに存在していたこと、がこの聾に対する高い適応の要因らしい。
障害を持つ人に好意と気遣いを示すだけでは障害を持つ人は社会に溶け込めない。
ヴィンランド島の例は「共生社会」という言葉さえ差別的に聞こえてしまうほど、聾者と健聴者の境がない社会だった。



