
橘海月
@amaretto319
2024年6月1日
早朝始発の殺風景
青崎有吾
読み終わった
#ミステリ
タイトルを気にした娘に「殺風景の意味はね…」と説明した直後に、それが登場人物の苗字だと判明する…。それぞれ独立した短編でありつつ、場所や登場人物に繋がりがあるミステリ。エピローグを含め見事に伏線を回収した表題作は、本編ラスト一行が秀逸。
五つの物語はどれも共通して「違和感」に気がつく話が多く、北村薫に代表される日常ミステリ要素が強かった。友情が危ぶまれる「メロンソーダ,ファクトリー」そこに謎が隠れてるのか!が驚きの「捨て猫と兄妹喧嘩」まさに違和感の正体な「三月四日、午後二時半の密室」が好み。表題作二人の関係性の変化も良かった。