橘海月 "花に埋もれる" 2024年3月6日

橘海月
橘海月
@amaretto319
2024年3月6日
花に埋もれる
花に埋もれる
彩瀬まる
不思議な五つの物語。同じアパートに住む女性の靴を修理する「二十三センチの祝福」著名作家の隠し子である夫が、演じた花になってしまう「マグノリアの夫」が印象的だった。綾瀬まるの世界は好き嫌いに関わらず惹き込まれてしまい、そこがとてつもなく魅力的だ。 沖縄旅行中にこの本を読み終え、空港に向かうゆいレールで娘に「どんな話?」と聞かれて説明に困った。「ええと、主人公には俳優の夫がいて、彼は有名人の隠し子で。マグノリアの木の役の芝居が終わった後、夫は本物の木になってしまうのね。主人公は木と暮らすのだけど、言わずもがなの言葉を放ってしまって…」いや、これを言葉で説明するのは難しいよ。とにかく読んで何とも言えない雰囲気を味わって欲しい。
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