
えつこま
@e2coma
2025年12月30日
読み終わった
まず、ここでいう「学び」とはそもそもどういう内容のものを指すのかな?と読む前に思ったが、鳥羽さんが塾講師だから、わりと小中高校生の「勉強」について、また「学校」にまつわる話が多いかな?大人の「学び」についてもちょっと触れられているが。
以下、それぞれの対談相手で印象に残った部分。
千葉雅也…やはり、東大卒でフランス哲学やってる人はハンパなく頭が良いのでありまして、受験勉強はゲームのようでハマったと。暗記は知識量のためだけでなく、頭の容量を増やすためにも必要な作業だったと。しかし受験適性のない子はだいたい勉強嫌いになってしまうのが問題。頭良すぎると田舎の公立校ヤンキーにも一目置かれる一方、皆の噂話からは遠ざけられて孤独。
矢野利裕…「学校するからだ」という著作に基づき、学校と身体性に関する話題だか、自分は未読のためピンとこず。この本、読んでみたい。教員は社会に染まってない方がむしろよい、教員の多様性こそがよい。
古賀及子…子どもに好奇心なんてない、むしろ保守的という話、確かに実感。日記文学の旗手として、事実を俯瞰して眺める「メタ視点」を養う大切さを説く。
井本陽久…昔「プロフェッショナル仕事の流儀」で見たなあ。やはり東大卒でめちゃ頭いい人。千葉さんとは逆に、受験勉強は意味ない派で、体験を通してじっくり学ぶ派。
甲斐利恵子…あすこま先生の発信通して、名前はよく見かけていた。大村はまという国語教師に影響を受けたらしい。
平倉圭…対談当時住んでいたニュージーランドの、公立校の教育方法が素晴らしくて印象的。教育方法は、学校ごとに校長の裁量に委ねられている。先住民族に敬意を払い、科目横断的で多様性に配慮した教育を行っている。
尾久守侑…精神科医は、患者の病気には関心があるが、心の動きには関心がないと言う話が印象的。子供の精神的な不調は、特定の精神病になっているわけではなく、学校や家庭でのトラブルに起因するケースがほとんどである。
全体的におもろかった。こういう本は、繰り返し読みたい(しかし図書館本)
