
純
@June
2025年12月30日
少年アリス
長野まゆみ
読み終わった
意味の重圧から解放された言葉たちが、自由に、空気のように世界に広がってゆく感じが本当に素敵でした。
きっと夜も深いころなのに、みえてくるのはどれもとてもやさしい色の気配たち。淡いコントラストの中にも、やわらかな光や質感がみえてきてとっても綺麗です。
なかでも中庭の様子がおきにいり。私も捕まえた螢星を烏瓜に入れて提灯をつくりたいなあ⋆*
蜜蜂とアリスが、主観で自分や世界をみているときとお互いをみているときで、少し人物像や世界の在り方がかわってみえてくるのがおもしろかった。
お互い内省的で相手を敬愛しているところが愛おしく、そんな関係がちょっとうらやましいなって思ってしまいました。
また読みかえしたい、大切な一冊になりました。
