さとう "ピアノを尋ねて" 2025年12月30日

さとう
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@satoshio
2025年12月30日
ピアノを尋ねて
ピアノを尋ねて
クオ・チャンシェン,
倉本知明
冬休み三冊目。 久しぶりに読む海外文学だった。 ラフマニノフの《ヴォカリーズ》に、かつて自分自身も心を乱された記憶があるからか、物語にすぐに引き込まれてしまった。 描かれているのは「老い」と「孤独」という、決して軽くはないテーマ。 けれどその重さが、文章の美しさと強く対照をなしていて、かえって心に残りやすかった。 訳者あとがきで触れられていた、中国語タイトルの「琴」が「情」と響き合う掛詞であるという点も印象深かった。 こういうときに、もう少し知識の引き出しがあれば最初からより深く楽しめたのかもしれないと思い、少しだけ悔しい。
さとう
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@satoshio
「重要なのはこの人生を終えるにあたって、最後の最後に自分のこころを安らかに保って、後悔しなかったと思えるものがあるかどうかなんだよ」 「何かを断ち切ろうと思うときと同じだよ。わざとコンサートをしないことで、自分が一番愛している何かときっぱり関係を絶つって宣言したんだ」
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