
ペリー
@periperiperry
2025年12月31日
内在的多様性批判
久保明教
読み終わった
また読みたい
マジでハンパなく素晴らしい本で、今後これを凌駕する本に出会える気がしない。ほぼ全文が重要に思えて、最初から最後までずっとどこに付箋を貼っていいかわからなかった。
外在的な視点に依拠して多様性を捉える話が世には溢れてるが、それを批判的に乗り越えようとした近年の人類学の歩みを改めて辿り、その整理の基で多様性批判をやり直そうという趣旨。
「当事者性」「質的調査」「存在論的デザイン」等々、本書で言うところの「正面的比較」の志向が昨今強くなっていて、私も基本的には賛同しつつも、「それを突き詰めすぎるとめっちゃ窮屈になるのでは?」と懸念も抱いていたところ、本書がそこをしっかり論じてくれていて膝を打った。
読んだ後に、noteで公開されている著者の執筆ノートを読むと大変味わい深く、理解も深められてよかった。
https://note.com/sakuhinsha/n/n9f917965e849


