
橘海月
@amaretto319
2025年2月16日
また、同じ夢を見ていた
住野よる
読み終わった
#ミステリ
小学生の奈ノ花は本が好きで賢く、馬鹿な同級生は嫌い。帰宅すると友人の黒猫と共に、家を回る。表札に「アバズレ」と書かれたアバズレさん、木の家に住むおばあさん。そしてある日、石の箱のような廃墟の屋上で南さんと出会う。幼さの残酷さが痛々しい。
早くから「南さん」が「アバズレさん」が誰なのかがわかる。だからこそ主人公の言動にハラハラするし、未来を心配する。隣の席の桐生君との関係性も。この本は小学生の私視点で描かれているが、私は彼女と接する様々な年上の人達の視点こそが大事なんじゃないかなと思った。彼女のような子を潰さないために、周りの大人ができることをするために。