
橘海月
@amaretto319
2025年3月23日
恋に至る病(1)
斜線堂有紀
読み終わった
世界を掌握する寄河景の幼馴染でありヒーローの宮嶺は、彼女が青い蝶を運営し幾人もの自殺者を出すに至った要因でもあった…。全編を通して宮嶺の苦悩がひしひしと感じられて痛々しい。
解釈は様々だろうが、私は寄河景は「宮嶺を本気で好きで、かつ全てを仕組んだ」派。小学生の根津原によるいじめも、宮嶺を孤立させ自分にだけ目を向けさせるため、その根津原の死も宮嶺に罪悪感を抱かせ自分から離れていかないように。彼の世界を自分だけで満たすためそうしたのだと思う。