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@reads193
2025年3月11日
眠れない夜に思う、憧れの女たち
ミア・カンキマキ,
末延弘子
読み終わった
500P超えの単行本だったので、ちゃんと読みこなせるか心配だったけど、興味深く読めた。
この本で紹介されている「夜の女」たちのほとんど知らなかった。知っていたのは草間彌生とちらっと出てきたフリーダ・カーロだけ。でもこの2人が載っているということは、女という性別に生まれたハンディキャップをはねのけて活躍した女たちのことが書かれているのだろうということは予想できた。知らなかった女たちは、男ばかりが自由に旅行でき、科学的な思考をもっているとされた時代に自ら危険を冒して世界中を旅した冒険家たちや、結婚して子をできるだけたくさん産むor修道女になるor娼婦になるしか道が用意されていなかった時代に自らの腕で地位を確立した画家たち(全く知らなくて悔しかった)。みんな全く普通でなく、ちょっと受入れられないくらい気が強かったりはするが、ものすごくかっこいい。こういう女性が少数でも存在したからこそ、今の私たちが完全ではないにせよ自由に生きられているんだと考えると、「思う」どころでなく「崇めたてまつる」くらいしないといけない存在なのではないかと思った。