眠れない夜に思う、憧れの女たち
22件の記録
- まめまめたまご@mamemame2025年11月17日読んでるここまで読めた。誰かの言葉で想像を巡らすのはよい体験だが、原典にあたったり現地に実際に行ってみたりするとまた違った味わいがある。カレン・ブリクセンという人を私はこの本で初めて知った。自分だったら誰を思って、どこに行きたいかな?と考えながら読んでいる。私が読んだところまでだとフィンランド出身の著者はアフリカを訪れている。気候も文化も違う国からやってきて、さらにアフリカの広大な自然や動物たちを目の当たりにしたら自分がとてつもなく揺さぶられそうだ。海外に一度も行ったことがない私には、その衝撃は計り知れない。 著者はよく手紙を書く。前作でもセイに手紙を書いていた。この手紙パートがなんかおしゃれだなぁと思う。


Sanae@sanaemizushima2025年8月20日読み終わった間に他の本に目移りして、中断しながらやっと読了。 まだ女性が男性の所有物だった頃。そんな逆境に負けず自分の信念を持って生きた女性たちがいる。 その女性を「夜の女たち」と著者は呼び、彼女たちの残された文献をもとに旅した土地、暮らした街へ赴く。 覇権を巡って男たちはアフリカを目指したが、彼女たちは純粋な好奇心、冒険心を胸に旅をした。 まだ女性が教育が十分に受けられない中、恵まれた父親や夫(その限りではないと思うが)を持つ女性たちは才能を開花させる。 お金に困りながら、家庭との両立も奮闘した様子が数百年前のことながら、ありありと思い浮かべることができる。著者の人間らしい弱音や冗談も共感。 今を生きる女性もやっぱりいろいろある。 だけどまたこれからも頑張ろうって思える一冊だった。
























