like me "灯台へ" 2025年1月29日

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@reads193
2025年1月29日
灯台へ
灯台へ
ヴァージニア・ウルフ,
鴻巣友季子
ずっと気になってはいたけど読めていなかったヴァージニア・ウルフ。今年1冊目にして、ベスト3に入ってきそうな勢い。 人物描写がとにかくうまい。沢山の登場人物が1人称で語るので、その人を周りから見た時といその人自身が考えていること両方を知ることができて、かなり詳細にイメージできる。直接言葉に現れていなくても、行動や仕草からも、その人らしさを読み取れるようになっていて情報量が凄まじいなと思った。 前半の主人公であるラムジー夫人は割と前時代的なおせっかいなおばさん(但し超美人)で、反感を覚えそうなキャラクターだけど、夫に対する気持ちの揺れ方とか、周りの人への気違いなどに共感できる部分が多々あった。あらすじを全く把握せず読んだので、長い1日がようやく終って情景描写が始まったと思ったら夫人が亡くなったことが告げられて 信じられない想いだったけど、死にまつわるあれこれをあえて書かないところがこの小説の美点なのだろうと思った。
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