
kei
@lighthouse_
2025年12月31日
買った
読み終わった
8/17高円寺蟹ブックスにて購入。定期的に足を運ぶいろんな本屋さんで面陳されていて見かけてはいたものの、なかなか手が伸びなかった。「差別と戦争めちゃくちゃ反対ブックフェア」で普段買わないような本をいくつか買った勢いで、思い切って。
手が伸びなかった理由は「熱狂」という言葉がどうしても自分には遠かったから。読み終わった今でもその感覚に変わりはないのだけど、2025年読んでよかった本のひとつになった。
読み始まりから、読みやすくその中に入りやすい文章で。不思議としっくりくるこの温度感というか距離感はなんなのだろう…と心地よく読み終えた(その理由は巻末解説の山本貴光さんと吉川浩満さんが的確にあらわしてくださっていた)。
印象に残ったのは終盤、本のタイトルに関連する章。最後、静かに繰り返し打ちつける波のように畳みかけられたささやかな熱情が、じんわりと心の中に残った。自分にとってはその“静かなる”熱狂が、これからのわたしの背中を穏やかに支えてくれる気がする。
個人的にはこれからも読んでいきたいと感じる同年代の方のエッセイに出会えたことも嬉しかった。