くまごろう📚 "夏の庭" 1900年1月1日

夏の庭
夏の庭
湯本香樹実
何回も読んでる。 そして最後絶対に号泣している。 電車じゃ読めない。 ひと夏の子どもたちと他人のおじいさんとの、変てこな出会いから始まった特別な関係。 “良いひと”じゃなくても、誰かの“特別”にはなれる。 まず子どもの素直さ、純粋さ、猪突猛進さへの解像度があまりにも高い。 そして一貫して“ぼく”目線だから、“ぼく”が知り得ないことの種明かしが一切されない。スピンオフが欲しい。 でもだから、入り込んでしまう。 おじいさんと子どもたちの関係性を見守って、応援してしまう。 このままずっとこの関係が続け〜!って願ってしまう。 『光はもともとあったのに、その色は隠れていたのだ。たぶんこの世には隠れているもの、見えないものがいっぱいあるんだろう。虹のように、ほんのちょっとしたことで姿をあらわしてくれる〜』 『結局は僕の問題なのだ。おじいさんは、充分、立派に生きたのだ。』 「あ、すごい」って思う言葉がたくさんあった。私が別れを経験する時には、必ずこの本をまた読まなくてはと思ってる。
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