夏の庭

51件の記録
- こたか@kotaka2025年8月22日読み終わった読みやすくて、するすると読んでしまった。老人と少年たちのひと夏を辿りながら、かつて小学生だった自分、今の自分、そしてやがて老いる自分に思いを馳せる。
- iiinu@iiinu2025年8月19日「あの夏」という概念がみっちみちに詰まりまくった本だった。自分が経験したわけでもないのにあまりにも鮮やかに思い出せるあの夏。特におじいさんと仲良くなってからは、もう本当に全文良すぎて、全てが刺さって抜けなくて、こんなにゆっくり一文一文噛み締めるように読んだのは久しぶりだった。夏に読んでよかった。人生の本棚があったら飾りたい。
- まく@maku2025年7月22日読み終わったどうして大人になると子どもたちのひと夏の出来事がこうも眩しく煌めいて見えるのだろうか。 少年たちと関わるようになっておじいさんがどんどん元気になるのも分かる気がする。 少年たちが成長する姿が清々しく、物語の終わりは夏が終わるなんだか切ない気持ちと重なった。
- トコイ@g_tecolote2025年6月8日@ cafe g閉店後、本棚の整理をしていたらお客さまが読んだ形跡があったので何となくぱらぱら読み返した。たぶん小学生の頃、国語の教科書か何かに載っていて、あまりに続きが気になって借りて読んだのがいちばん最初のこの本との出会い。その後、高校生、大学生、そして大人になっても、夏になると何となく思い出して、もう数えきれないほど何度も読んでいる。こんなシーンあったっけとかこんなこと言ってたっけとか、年齢を重ねると琴線に触れること感じることがすこしずつ違うのでおもしろい。きっとおばあさんになっても、夏にふと思い出してまたこの本を読むと思う。
- n@onakasuita2025年6月1日読み始めた読み終わった会えなくなった友達も、おじいちゃんもおばあちゃんにもいつかまた会えると思えばすごく心強い 会えなくなってもあの人ならどうするだろう、とかあの人と過ごした思い出を反芻しながら生きていくっていうのは、その人と過ごすことでもあると思った。これも生の継続性かもしれないと思った。
- GuiltyRabbitうさぎ@GuiltyRabbit_usagi2025年5月10日買った読み終わった死に興味を持った少年3人の一夏の物語。 おじいさんを監視するという流れから、それぞれの少年が大人へと成長する姿が描かれていて、端々に子供っぽさもありつつ、最後には大人への一歩を踏み出す流れを感じられた。
- ひろ@hrk_m2025年4月14日読み終わった2025年どれだけわかっていても突然の死はやっぱりこたえる。魂が抜けた身体を見た時の、数十年一緒にいたのに今まで知ってた彼じゃないと思うあの感覚。着古した服が置いてある感覚、描写が鮮明で良い。
- インテルメッツォとカプリチオ@kaoriiiyama12032025年3月7日思春期のはじまりにいる子どもたちに、ぜひ読んでもらいたい名作。瑞々しい夏のにおい、人間の生と死について。おじいさんのキャラがとてもいい。