よろこびイサンディ "西洋哲学史" 2025年12月31日

西洋哲学史
西洋哲学史
熊野純彦
後半部の中世哲学について、一聞の経験もない哲学者の名前が当然のように列挙されていて、僕の浅学の重症な度合いを思い知らされた。 或いは、聞いたことのない哲学者の名前に一章が割かれていたりするあたり、あぶら汗をかきながら読み進めて行った。 本の世界というか、学問の世界というか、その奥の深いことをこれだけ歴然と突き付けてくる読書は、知的に挑発されたような気にもなり、これからの読書の励みになる。 来年、下巻へと踏み入れることになるが、こちらの方が聞き馴染みのある哲学者が列挙されることに多少なりと安堵を覚える。 これまでの読書に於いて、学んだことも活かされ、楽しい読書になればいい。 上下巻で構成される本作を上巻までの読了で年末を迎えることは、甚だ残念だ。 読み始めた当初の予定では上下巻を読了し、他の本をもう一冊くらい読了へ追い込む予定だったが、ままならなかった。 書物と紐付いてアーカイブされる投稿に対し、かようなことを書くのは適切ではないかもしれないが、来年はもう少し読了の冊数を増やしたい。
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