西洋哲学史

西洋哲学史
西洋哲学史
熊野純彦
岩波書店
2006年4月20日
7件の記録
  • 後半部の中世哲学について、一聞の経験もない哲学者の名前が当然のように列挙されていて、僕の浅学の重症な度合いを思い知らされた。 或いは、聞いたことのない哲学者の名前に一章が割かれていたりするあたり、あぶら汗をかきながら読み進めて行った。 本の世界というか、学問の世界というか、その奥の深いことをこれだけ歴然と突き付けてくる読書は、知的に挑発されたような気にもなり、これからの読書の励みになる。 来年、下巻へと踏み入れることになるが、こちらの方が聞き馴染みのある哲学者が列挙されることに多少なりと安堵を覚える。 これまでの読書に於いて、学んだことも活かされ、楽しい読書になればいい。 上下巻で構成される本作を上巻までの読了で年末を迎えることは、甚だ残念だ。 読み始めた当初の予定では上下巻を読了し、他の本をもう一冊くらい読了へ追い込む予定だったが、ままならなかった。 書物と紐付いてアーカイブされる投稿に対し、かようなことを書くのは適切ではないかもしれないが、来年はもう少し読了の冊数を増やしたい。
  • 日本の戦後哲学史の巨人である廣松渉氏に師事した熊野純彦氏が、本作の著者である。 著者への至極勝手な尊敬の念から、読むことなく仰ぎ見ていたけれど、西洋哲学史への知識の必要に駆られたのをいいことに読了に向かって読み進めている。 難渋な文章との評の多い師とは対照的であり、読み易いと思う。 或いは幅広い読者層を想定している新書という判型であることも、いくらか影響しているかもしれない。 難解な概念への説明に対しては、必ず言い換えや例示が着いてまわる。 良心的な文章と言っていいと思う。 上巻の半分くらいに差し掛かったけれど、未だアリストテレスの説明をしている。 「西洋哲学史はプラトンに対する膨大な脚注である」とは、20世紀初頭の哲学者であるホワイトヘッドの言だと聞いている。 それを踏まえれば、上下巻で構成される本作の上巻においては必要な分量なのかもしれない。 年の瀬も押し迫った時期での読書であり、今年中には読了を迎えたい。
  • ちかち
    ちかち
    @chikachi_3
    2025年10月4日
    引っ越しであんまり読む暇がとれず…やっと読了
  • ちかち
    ちかち
    @chikachi_3
    2025年6月10日
  • ニュートラルな記述ではない。熊野節がガンガン出てる文章。この文体に乗れたら通読できそうだが、私はたぶん挫折しそう。四章まで読み終わってそう思った
  • あ
    @i_am_not_yeti
    2025年4月3日
  • 4
    @tu4mot
    1900年1月1日
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