
みゆわ
@miyuwa
2025年6月1日
夜間飛行改版
アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ,
堀口大学
買った
かつて読んだ
感想
読書日記
文章の雰囲気が優しかった。人間一人ひとりを愛おしそうに描いていた。星空や夜空を美しいものとして描く反面、死を彷彿とさせる恐るべき存在としても描いていた。その二面性に人間が翻弄される様子を見て、人間のちっぽけさや愛おしさを感じることができた。
また、「何のために人は働くのか」というテーマがこの本からは読み取れた。愛だけでは行き詰まる、愛は永遠ではない、という現実的な視点を持つ仕事人間リヴィエール曰く、仕事は永続性を持っており、そのために人は苦しい思いをしてまで働くのだとか。確かにそうだなと思った。私の愛は私か相手が死ねば終わる。だけど私が関与した仕事は私の死後も成果物としてこの世に存在し続けるだろう。
このように「私」をこの世界に生きながらえさせる目的で、私が仕事をする日はいつ来るだろう。その日が来た時、私は本当に仕事を愛することができているんだろうな。
