
ペリー
@periperiperry
2025年12月31日
嫉妬論
山本圭
読み終わった
2025年読んだうちのベスト5に入れたい。
「嫉妬」は悪として排除されてきたが、真正面から扱ってみることで大事な視点が見えてくるのでは?というような提案だと読み取った。
いつの間にか前提になりがちな「理性」「合理性」やら、「倫理」「正義」の理論やらを考えるとき、本書のように「嫉妬」のことを考慮できているか?と問うことが、外在的な上から目線の予防策になると思った。
また、自分自身の嫉妬から目を逸らさず正面から向き合って苦しんでこそ、何か見えてくるものがあるんじゃなかろうかという、より踏み込んだ提案もあった。その点ラカンの欲望論にも通ずるなーと。
ロールズ正義論の批判的検討が特に痛快。

