カランコエ "話の終わり" 2025年12月31日

話の終わり
話の終わり
リディア・デイヴィス,
岸本佐知子
物語のなかでいちばん難しいのは終わり方である。語り手あるいは書き手がその物語への干渉をやめる、別れの瞬間だから。 この本に出てくる無数の終わりかけは、語っている人がその思い出を手放したくないがゆえに、用意周到に「失敗されている」。 見方によっては冗長かもしれないが、とある出来事が目の前で記憶として腐っていくとき、はたして私たちは口を噤んでいられるだろうか。
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