読書猫 "Street Fiction..." 2025年11月13日

読書猫
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@bookcat
2025年11月13日
Street Fiction by SATOSHI OGAWA(1)
Street Fiction by SATOSHI OGAWA(1)
JAPAN FM NETWORK,
TOKYO FM,
小川哲
“小川 僕は、自分が思いつくようなことは基本的に誰でも思いつくだろう、という気持ちがあるんです。どうしたって凡庸であることは避けられない。映画のように演者もカメラ技術も使えない小説世界で、じゃあその凡庸さをどう突破すればいいのかということはいろいろ考えてみたのですが、僕の場合はパッと思いついたことをとりあえず書いてみるんです。つまり、自分が書こうとして書いたものよりも、書いてしまったものを重要視する。たとえば、ある人物が移動するシーンを書かなきゃいけないとして、タクシーに乗ったとする。そこで、タクシーの運転手と会話が始まったら、じゃあこの運転手ってどんな過去を持って、どんな経緯でタクシーの運転手になったのかを考えてみる。このとき現れたタクシー運転手は、僕が最初に構築したプロットにはいなかったキャラクターなんですよ。そういうキャラクターを物語に参加させることで、いろんな複雑さ、テーマのレイヤーや構図が生かされ、最初に思い浮かんだ定型から外れていく……。僕が小説を書くときはそんなイメージですね。” (濱口竜介との対話にて)
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