読書猫 "世界が問いである時 答えるの..." 2025年12月14日

読書猫
読書猫
@bookcat
2025年12月14日
世界が問いである時 答えるのは私だけ
“大変な自分と出会うまでは、ほんとに自分と出会ったことにならないんじゃないか。” “自分の内部で、ひとりでつくることの出来る幸福があり、それとは別に──とはいうもののもちろんそれと切り離しては考えられぬことだが──自分と他人とが、協力しあってつくってゆかねばならぬ幸福があると私は思う。” “自分がいかなる仕事をしようと、私は運命の単純さというものに常に気づいていたい。” “好きには道徳も責任も罪もともなわない。 だがつとめて無邪気をよそおって、好きを連発していても、いつのまにかそこに愛がしのびこんでくる。” “生活とはひとつの人間的な秩序なのだ。 その秩序の中に自らをあずけてこそ、人間は六十年もの長い歳月をたとえ倦怠しながらでも生きてゆけるのに違いない。” “老いのいいところは、少しずつではあるが自分が社会から免責されていくような気分になれるところだ。もうそんなに人さまのお役に立てなくてもいい、好きに残りの人生を楽しんでいいと思えるのは老人の特権だが、それを苦痛に思う人もいるだろう。ひとりぼっちを受け入れることにつながるのだから。” “自分にふさわしい生き方をつくらずに、文章のリズムをつくることはできない。” “書いていて、こんなことはもうとっくの昔に誰かが言っている、と思うことがあります。自分の言葉だと考えていても、それは他の無数の言葉から学んだものであり、またそれらとまじり合ったもので、覚えた言葉を自分の生きてきた経験によって感じ直し考え直し、自分なりの意味を与えようとするところに、独自な文体というものが生まれるのではないでしょうか。”
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved