
くりこ
@kurikomone
2026年1月1日
物語とトラウマ
岩川ありさ
読み終わった
読み終わった。沢山心を打つ言葉があって自分のために書かれた本みたいだった!こういう本に会うと、私を本当の意味で理解してくれる親友に出会えたみたいに嬉しくなる。biblogに言葉を沢山書き留めた。
色んなマイノリティが、文字通り命を懸けて声を挙げて社会を変えてきたのだけど、当事者に頑張りを押し付けてないか?とモヤモヤすることがある。岩川さんは、マイノリティが言葉を発する事にフォーカスするのではなく、当事者の証言をどれだけの人が聞く姿勢があったのかと何度も言及されていて、視点の転換の必要性を痛烈に感じた。
傷つくという事は本質的に言葉を奪われることだと考えているのだけど、新しい言葉を獲得するには、以前話していた言葉と違う文法の言葉を習得する必要があり、それは社会と自分が接続されないとできない行為。だから、言葉を発せないという事は、その人の内面の問題ではなくて、社会が当事者を今だに切り捨てているという事になる。
と同時に、私は、周縁化されかき消されている人々のうめきを聴こうとしているかという問いが残った。彼ら彼女たちが語れないということは、私の責任だからだ。




