
ナリタ
@narita__07
2025年5月8日
虚像の道化師
東野圭吾
かつて読んだ
どの短編も短編らしからぬ、ボリューム感のある内容でした。しかし、個人的にはやはり長編の方がもっと作者の良さが出ると感じました。
今作では前作に比べて、湯川の人間味が強く現れていると思います。特にシリーズ最初の「探偵ガリレオ」と比べたらかなりの変化がみられます。また、草薙の事件解決能力も変化しているのではないかと思いました。
今作では特に「透視す」と「演技る」が個人的に読み応えがありました。短編と思えない情報の組み込み方をしてもごちゃごちゃせず、整理された文章が書ける作者はやはり素晴らしい腕の持ち主だと改めて実感しました。