"潮騒 (新潮文庫)" 1900年1月1日

咲
@lunar_mare
1900年1月1日
潮騒 (新潮文庫)
潮騒 (新潮文庫)
三島由紀夫
三島由紀夫「潮騒」を携えて、舞台となった三重の神島へ行った。 快晴の暑い日。 八代神社だけ駆け上がって、あとはのんびり潮騒を読み返して過ごそうと思っていたところ、 あとから思い返すとなぜ?というくらい単純な道を間違えて、一気に灯台まで辿り着いた。 今さら引っ込みがつかなくなって、ワンピースにヒールのサンダルという場違いな格好で、虫たちや森そのものに恐れおののきながら、山道を掻き分け掻き分けて、ぜえはあ言いつつ汗だくで、かの有名な「その火を飛び越して来い」の監的哨にも、初江と新治の母親が鮑とり対決をしたニワの浜にも行ってしまった。 三島由紀夫が、私にこの島を一周させたのだと、私は勝手にそう思った。 衝動は楽しい。 読書は楽しい。
潮騒 (新潮文庫)
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