虚月はる "星の王子さま" 2026年1月1日

星の王子さま
星の王子さま
サン=テグジュペリ,
倉橋由美子
自分を見失いそうになったときに読み返したくなる、お守りになりそうな物語だった。 名前だけは幼い頃から知っていたのにまだ読んでななかったんだよな、と思いながら読み始めたんだけれども、20代後半(年齢的には一応大人)である今初めて読んで正解だったかもしれない。 心に残る美しい表現も多くて良かった。 【好きな文の抜粋】 ・P.44 花が咲くまでの描写 「花は緑の部屋の殻に閉じこもったまま、身支度を続けていた。慎重に色を選び、考え抜いて服を着て、花びらを一枚一枚整えている。ケシみたいにしわくちゃで出ていきたくはない。自分の美しさが最高に光り輝くのでなければ顔を出したくない。そう、彼女はなかなか見栄っ張りだったのだ」 ・P.138 王子さまの言葉 「夜になったら星を眺めてね。ぼくの星はとても小さいから、どこにあるか教えてあげるわけにはいかない。だけどそのほうがいい。ぼくの星は……星のうちのどれか一つだということだから。それできみは星全部を眺めるのが好きになる。星がみんな友だちになるよ」
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