彼らは読みつづけた "何を見ても何かを思いだす: ..." 2026年1月1日

何を見ても何かを思いだす: ヘミングウェイ未発表短編集
何を見ても何かを思いだす: ヘミングウェイ未発表短編集
アーネスト・ヘミングウェイ,
Ernest Hemingway,
高見浩
*読書で見つけた「読書(する人)」* 《例の小男が隣の刑事を見やってから、こちらに目を走らせた。が、ぼくらに気づいた様子はなく、車内の端から端まで見まわしている。車内のすべての乗客の顔を見届けようとしているような目つきだった。乗客の数は、さほど多くはない。彼はまた、隣の刑事の顔を見やった。ぼくの父はそのとき、ポケットからとりだした別の本に読み耽っていた。》 — アーネスト・ヘミングウェイ著/高見浩訳「汽車の旅」(『何を見ても何かを思いだす ヘミングウェイ未発表短編集』1996年5月7刷、新潮社)
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