
和月
@wanotsuki
2025年12月31日

読み終わった
年内ラストの本。
ちょくちょく寝る前に読んでいて、残り3篇くらいを残していたので一気に読み進めた。
後ろにある、「食卓をめぐる7つの感動の物語」という紹介にはそうかな……??と少し疑問を抱きつつ、全体的には食をテーマに人と人との関係性や想いが小川糸さんらしい筆致で描かれていて、面白かった。
解説でも破調と評される「ポルクの晩餐」は、上記の疑問を抱いた一番の問題作(?)だけど、このお話が間に挟まることで単純な心温まる食べ物小説とは一線を画す作品になっている気もする。
小川糸さんの作品には和やかな流れの中に突如現れる露悪的描写にびっくりさせられるけど、その個性含めて一筋縄ではいかない所が魅力。
個人的に好きだったのは「さよなら松茸」でした。

