しろくろ
@monocromy
2026年1月1日
死ぬまで生きる日記
土門蘭
買った
読み終わった
小学3年生の頃、教室の窓から身を乗り出して落ちてしまおうと思ったことがある。身を乗り出しては見たものの、すぐに落ちたら痛そう。落ちても死なないかもしれない。と思っているうちに周りに引っ張られて落ちることはなかった。
この本をずっと共感しながら読んでいて、作者が小学4年生の算数の授業中に自殺願望に駆られた描写が出てきてびっくりした。こんなにも同じような感覚を持つ人がいるのだと。
靄のように体にまとわりついて、濃くなったり薄くなったりする死にたいという感覚。死にたいのに生き続けていることを選択している自分の矛盾との葛藤。そういったずっと抱えてきた苦しみを否定するのではなく受け容れて、それでも生きていくために自分と向き合っていく作者の経験は、自分にとってもとてもリアルで、これからお守りのように何度も読み返すだろうと思う。