
ぼんじ徹平
@bonji_books
2026年1月1日
正欲
朝井リョウ
読み終わった
多数派でいたいけど、少し特別は存在になりたい、という我儘な私の心に突き刺さる作品でした。
優しくて、お笑い風が出来る私は無害な人間だと認識していました。そんな自分を少し誇りにすら思っていました。
でも結局「正欲」の中で無害な人間を演じてるだけだと突きつけられた気がします。
正しさから一歩でもはみ出た人間の目には、私は軽薄な人間に写り、心に抱えるものを話す気になれないのかもしれません。
だから結局誰の特別にもなれない。そして私自身も人生を生き抜く為に、心から手を組みたいと思える人がいない。

