
彩
@Alice
2025年1月6日

蜜蜂と遠雷
恩田陸
かつて読んだ
読み終わるのに2週間以上かかった……。さすがにこのボリュームの本を読み切れたのは達成感あるなあ。ずっと読みたい、読まなきゃと思っていたから読み終えることができて嬉しい。恩田陸にかかれば言葉で音楽を表現することができるのかと。登場する曲どれも知らなかったけど、読み進めながら曲探して聴こうかなと思ったほど文章を追うごとにそれぞれの曲がもつ魅力にハマっていった。幼少期の頃数年はピアノをしていたけれど、続けていればもっと楽しんで読むことができたのかなあ。社会人生活を営みながらコンクールを目指していた高島明石のパートが響いた。いちばん親近感湧いたし、そんな高島へ亜夜がかけた言葉に泣きそうになった。
亜夜が幼い頃から、亜夜のピアノの大ファンだった高島の気持ちを考えるとこちらまで感無量だった。
映画も観たくなったなあ。映画では亜夜の役を松岡茉優さんが演じることだけ知っていたからつい亜夜に茉優ちゃんを重ねて読んでしまったけど、ぴったりだなと感じた。
