
atomin
@atomin_127
2025年3月10日

兄の終い
村井理子
読み終わった
@ 自宅
村井理子さんのド直球な表現が好きで「義父母の介護」からの二冊目。
疎遠だった兄の突然の死。警察から連絡を受け、その始末を完遂するまでの怒涛の五日間。昨日と今日で一気に読了。
兄と二人暮らしだった小学生の息子(=著者の甥)良一くんを周りの大人達がしっかり守りながら、前妻の加奈子さんと数々のミッションをこなして行く様に笑いもあるが、「家族(兄妹)」という関係ならではの何とも言い難い思いにも共感する。
「DAY FIVE →エピローグ → 兄をめぐるダイアローグ」で、昔からどうしようもないけど最期まで頑張って子育てして生きていた兄のことが知れて良かったな。