橘海月 "ボトルネック" 2020年11月10日

橘海月
橘海月
@amaretto319
2020年11月10日
ボトルネック
ボトルネック
米澤穂信
なるほど、これは嫌ミスに入れられるのも無理はない…。でも、落ちてる時に読むのが危険というのはわかるけど、これは間違いなくヒリヒリするほどの青春小説だ。主人公が感じるどうしようもない無力感と絶望は、あの設定がなくとも抱きがちで普遍的なものだから。 当初から「嫌ミス」バイアスが強くて、つい逆の意味でスカッとするようなどうしようもない終わりを想像していただけに、そこまで吹っ切れてもなく決してハッピーエンドではない、若い主人公がごく普通に到達してもおかしくない葛藤で終わるのがある意味新鮮だった。そうか…そうくるか…みたいに。
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