ボトルネック
60件の記録
- 自堕落侍@yomuzou2025年11月6日読み終わったややネタバレ 最初からずっと寒い描写で、芯が凍えたままの文に、主人公の心もそうなのだろうなと。温まる描写はサキとの原付(冷えてるけど)や、サキのパスタくらいかと思う。兄乱入後は冷めていくのも含めて。他に描写があったら申し訳ない。 個人的には答えが明確に示されていると思うし、納得の終わりだし、結末はサッパリした。 最後のツユの「私たちのー」の指すものだけ分からなかったのでもう少し考えてみる。


霧@yoruto2025年10月26日読み終わった借りてきたあらすじ 亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した…はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。 p119より、抜粋。 「何でもなくなれば、いいんじゃないかな」 ゆっくりと、ノゾミがぼくを見る。 「何でもなくなる?」 「そうすればきっと、モラリストにも、ヒューマニストにも」 子供を生んだのは社会的地位のためだと当の子供に口を滑らせる父にも、ご馳走を二人分だけ作ることに腐心する母にも、「子供は金輪際これっきり」という意味の名前にも、 「無敵になれる」

食べるように読む@jojutsu-trick2025年10月22日買った読み終わった近くに崖がなくてよかった…読んだ後うっかり飛び込むところだった… みなさんこれ読んだあと、どうやって過ごしてるんだろう。何も手につかないです
アラクローズ@arakuro2025年10月13日読み終わった◆「ボトルネック」(米澤穂信) ・青春ミステリー(中高生の恋愛物?)と思いきや、「イヤミス」(後味の悪いミステリー)だったな。 ・2年前に崖(東尋坊)から転落(事故?)して死んだ彼女を弔いに来た高校1年の男子が主人公。その日、彼の兄が死んだと母親からの連絡があり、家に戻ろうとするが…、彼もバランスを崩して崖から転落!?。 ・死んだはずが?、生まれ故郷の河畔公園のベンチて意識を取り戻す。家に帰ると、知らない女性が居て、彼がその家(自分の家)の娘だと知る!(自分が生まれなかった世界→パラレルワールドに来た!?) ・最後の一文(母親からのメール?)、「家に帰って来なくて構いません」が印象的。気持ちを切り替えて、これから生きていこうとしていたのに?、多分悲しい結末になるのでは、と読者に思わせて終わる…。 ・タイトルの意味が主人公の気持ちを現している?自分が生まれなかった世界が上手くいっているのを見て、自分はボトルネックになっていると思い込まされる?。 ・決して、読後感は良くないけれど、これがこの作家の得意なストーリーなのかな。読者にいろいろと考えさせる終り方だった。


ゆぴ。小説しか勝たん@milkprincess172025年8月4日小説後味わっっっる…。自分の世界とはところどころ違う「IF」の世界に迷い込んだ主人公。そこで知ってしまう真実とは…という感じなのだけど、こんな終わり方ありますか。いやぁ私でもそうなるかもしれないけど…IFなんて考えないほうがええね。


のん。@non___12082025年5月18日読み終わった図書館本深く構えすぎてたのか想像よりは苦さは抑えたけど… 半日足らずで一気読み 知らないうちに半分ほど聖地巡礼してたんだ🫢金沢のどんよりした雲は感じなかったけど、確かに現地の人はそう言っていた。
Hoshiduru@lilimoe2025年4月26日読み終わった後味が悪い、怖い話、という前評判を受けて読み始めたけれど、個人的にはむしろ清々しさを感じるラストだった、他の人がこの物語をどう読んだのか気になるからしばらく感想漁ると思う
Hoshiduru@lilimoe2025年4月25日読んでるなんとなく『素晴らしきかな、人生!』の対になる物語かなあと思っていたが、1章読み終わった時点で不意に「サキ視点での『素晴らしきかな、人生』じゃね?」と思ったらかなり不安になってきた

𝙎𝙃𝙄𝙊𝙍𝙄@Shiori7772025年4月6日読み終わった冬の北陸の陰鬱とした雰囲気と、痛いくらいの海風を、文章に起こしてSFで味付けしてミステリー要素を振りかけてできた一品だと思う。 後味が悪すぎて体調の良くない日に読んだのを少し後悔したけど、ラストに畳み掛けるような違和感の回収と絶望が迫ってくる感じはすごく良かった。

翠@r_round_2025年1月26日読み終わったいつもお出かけする時は、本を持ち歩いているんだけれど、その日は本を持っていなくて、駅の本屋へ 大学の授業で何回か耳にしたボトルネックを冠した本をみつけて、米澤穂信先生の本だと知って、勢い購入、で、や〜〜〜っと読み終わった!! いつも本を買うときは、今日は本を買う日って意気込んで大きい本屋さんにエコバッグ持参で向かうんだけど、こういう本との出会いもたまにはいいなと思いました🫶

翠@r_round_2025年1月22日読んでるみんなたくさん投稿してて楽しそうだなー、わたしも読みかけの本早く読みたいんだけど、大学のテスト期間で気がついたら3日間本に触れてないなー、今やってる課題倒したら読書解禁だからわたしも混ぜてください😌





まお@mao_ssss2023年10月14日読み終わった残酷すぎるっ…!これは残酷すぎるっ……!!古典部シリーズもそうだけど、日常にちょっとした違和感を紛れ込ませるのがあまりにも上手い。テンポ良く進むものだから、突然の幕切れにわたしも崖の上で一人取り残されたような気持ちになった。残酷……- なる@yunank231900年1月1日読み終わったかつて読んだ8年くらい前に初読。 おすすめの本と言われたら1番に出てくる。 米澤先生お得意の伏線開始が気持ち良い。 自分や他人に期待をして上手くいかなかった経験や誰の責任でもなくどうしようもないことに悩まされて胸が苦しくなったことがある人には刺さるかも































