
ユメ
@yumeticmode
2017年4月14日

ツバメ号とアマゾン号 上
アーサー・ランサム,
神宮輝夫
かつて読んだ
感想
念願叶って、小学生だった頃こよなく愛したランサム・サーガを自分の本棚に揃えたので、再読。ジョン、スーザン、ティティ、ロジャのきょうだいは、夏休み、ツバメ号に乗って湖のヤマネコ島でキャンプする。自分たちを無人の大海をゆく探検隊に見立てたごっこ遊びでありながら、子どもたちが自力で船を操り、島で暮らすという本物の冒険でもあるところがたまらない。ひとたび港を出れば、ツバメ号の帆は想像の風を孕み、カワカマスはサメヘ、レモネードはラム酒へと姿を変える。本当に、なんとわくわくさせてくれる物語なんだろう。
