
ユメ
@yumeticmode
2017年4月14日

ツバメ号とアマゾン号 下
アーサー・ランサム,
神宮輝夫
かつて読んだ
感想
船長フリントやおかあさんたちが、ひとりひとりは子どもたちの冒険に協力してくれる素敵な大人として描かれているのだけれど、寄って集まると困った「原住民」化してしまうというくだりに、ランサムは本当に子ども心を忘れない人だなと思った。解説の上橋菜穂子さんの言葉が、私のこの本への思いを見事に言い表してくれている。「『ツバメ号とアマゾン号』は、私にとっては、命を終えるその日まで心の底で輝きつづける永遠の夏の光だ」ツバメ号ばんざい。アマゾン号ばんざい。これからもずっと、彼らと共にサメの焼き肉を食べる夏を夢見るだろう。
