
プカオ
@panshg_0118
2025年4月9日

太陽の塔 (新潮文庫)
森見登美彦
読み終わった
感想
紹介
恋愛や物事に対してひねくれた思想を持っている大学生の主人公とその友人達の話。
文体は主人公である『私』の視点で構成されており、主人公本人からは『普通の行動』のように記されているものでも読んでいる側からすれば『ありえない行動』だったりと何かと変わっている主人公に最初戸惑いながら読み進めるにつれ、どこか憎めない魅力的なキャラだと感じるようになった。そんな主人公の友人ももちろんどこか変わっているメンバーであり、そのおかしな友人達をどんな人間か読者に紹介するパートや、彼らと主人公との何気ない会話をする場面が実際に自分も主人公達と同じ場所にいるような気がして好きな部分となっている。ラストについては読者に考察を委ねるような終わりで、読む人によって出す考察がそれぞれ変わってくるのだろうと思い、他の人が出した考察も聞いてみたいと思った。


