
あんとに
@antoni
2026年1月2日
読み終わった
本屋で
・「ビジネスパーソンの防災用品」みたいなキャッチコピーが添えられていたが、まさに。ポジティブや成長志向が良いとされるような現代で、弱音を吐けない皆のお守りみたい本だ。
・半年以上経ってもずっと平積みされていて、むしろ面積が増えているようにも思う。それほど世のビジネスパーソンに刺さってしまうのだ。私もその一人。
・でもSNSで自分の意見と共に投稿したいかというと躊躇しちゃう。私も出していないのだが、それは自分を「弱い側の人間です」と公に宣誓するようなものだから。戦う毎日において、不利な一面を見せることになると思うから。”理屈マッチョ”に安易な解釈をされたくない。
積読本だった
・年末年始のビジネスモードから離れているタイミングで読めたのがよかった。
・平日に読むと、本書内にも書かれているような、「認められない自分」「私はまだできるんだ」「ポジティブであれ」が自分の思考にまとわりついて、上手に腹落ちできなかったと思う。
・YouTubeなどの要約でわかった気になるにはあまりにも勿体ない。自分と重ねる時間を取りながら読むといい本。
心に留めておきたい部分(雑メモ)
・人は簡単にわかったと思い込む。だが、「わかった」には無限のグラデーションがある
・『時間についての十二章』を読みたい。時間は平等に分配れているのではなく、「生成」されてゆくものだ
・日本の教育は「共感の擦り合わせ」。欧米は結論ファーストで、目的を達成するための決断をしていく。後者は現在の経済性原理そのもの。
・日本は時系列になりゆく。偶然、因果関係は複雑で理解不可能。一方、アメリカは未来からの逆算(達成したい目的からの逆算)で、因果関係はある程度理解可能。
・「みずから〜する」世界観のアメリカと「おのずから〜なる」世界観の日本。
・ビジネスで求められる人間像は強すぎやしないか
・結果を見てから後付けで原因を探し出す僕たちの脳。物語にしたがる
・「悪口、愚痴、嫌だったこと」こそが、「真に人間的な言葉」。なぜならそれは「賢い頭」ではなく「戸惑う心」からでた言葉だから。
・シンプルな理屈を力強く断言する人は、「わかっていてもできない」タイプの人のことをあまりにもわかってない。そういったことを無視して断言してくる人を「理屈マッチョ」と呼んで警戒している。
・自分を「課題解決」の対象にしないこと。人生はビジネスじゃないのだから。
・話すのが上手じゃない。晴れの日の友人にはなれないけど、雨の日の友人にはなれるような気がするんです。
自己との対話
・欲はあるべし、上昇志向であるべし、そうでなければ評価が下がるのに、本当はやりたいことなんてないし、周りの人の役に立てれば嬉しいと思ってる自分の本音に蓋をしてるのを認めた。ただ、仕事が始まったらきっと蓋をして、前向きな自分を見せるだろう。でもここに同意してる人も多いんじゃないかという気持ちにもさせてくれた。同志はいるのだ。
・最近一緒に仕事をしてる人でロジカルで清々しい対応をしてくれる人だけど、一緒にやっていこうぜ!と気持ちが向かないのは、人間くささが感じないからなんだろうな。私が共感の比重が高いからだと客観的に理解した
・数字がすべてという経済システムに夢中になれないのは、これまでの日本教育の共感をベースにした思考が強くでているから。そして欧米が全て良いとも思っておらず、この日本的な奥ゆかしさも自分個人の中では大事にしたいと強く思っていることに気づいた。ただ、ビジネスにおいて、それでは立ち回りとして役にたつ存在にはならないので、働くことにおいては「割り切り」を腹に据える必要がある。お金が大事な経済システムの中で、個人とは割り切った脳みその使い方をした方が自分のためにもなる。
・日本が結構好きなんだな、私。
・両親の実家が農家だったからか、右肩上がりな思考よりも、円環的な思考が強い私。そして、天災などで、どんなに力を入れても思い通りにならない偶然の積み重ねで生まれる農作物はいずれチャレンジしたい分野。
・「雨の日の友人」、私もそちら側の人間なのかもなと自覚した。コーチングのようなことを学んでみたい。(🌟2026年のやりたいことになった)
・「理屈マッチョ」はわかる〜〜!という激しい同意と共に、私は嫌悪するレベルだと自覚。断定した物言いをする人がなぜそこまで毛嫌いするのかと頭を巡らせた時、ふと思い出されたのが3つ。①文化系トークラジオLifeを20代で聴いていて、それぞれの立場からの主張や意見が多様にあって、それが心地良かった。そんな即断できるほどシンプルな世の中じゃ無い ②学生時代のバイト仲間は、意見が違っても言い合える。意見が違っても、あなたはそう思うんだね、と受け入れられる。考えの幅が広がるのと、女性に多い共感をベースにした群れではない仲間は繋がりが強いと感じる ③根幹はここかもしれないが、母親の物言いが断定的で、それにうんざりしてきたから。だから1,2のような環境を求めているのかも
まとまりきらない思考をとにかく書き留めておいた
