tsubaki_fuyunohana "友達だった人" 2026年1月2日

友達だった人
友達だった人
絹田みや
外でパワーズ『惑う星』を読んだあとなかなか立ち上がれなくて、もう一つ何か読んで飯を食ってから帰るか…と思い、その時に買って、読みました。 表題作はすでに作者の方のXで拝読済みでしたが、改めて紙で読むとよかったです…泣いちゃう… 「3人いる」、一番ケアしたいのは「あなた」なんだ、という主人公の気づきが愛おしい。 「青色のうさぎ」、あなたの才能がねたましい、ではなく、あなたの才能をあなたが大切にしないことがもどかしい、という描き方が新鮮に映った。才能の物語の着地としても明るく、元気がもらえる。ある意味「ルックバック」のパラレルラインのように感じた。 「指先に星」、幾多もの女性たちにかけられた呪いの語りをそっとかき分けて星へ伸ばす「長い指」。うまいなぁ、と思う。簡単につかみとれるものではないけど、まずは伸ばすことから。
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